時代の流れは激しい為、1つの会社が利益を出しながら長く経営し続けていくというのは難しいです。その為10周年を祝って、周年記念ロゴを作成する企業は少なくありません。周年ロゴとは会社の節目となる記念年に特別に作るロゴの事で、何周年か分かる数字が入っています。
では周年記念ロゴを作成する時のコツは何なのか、ロゴ作成のメリットと共に詳しく見ていきましょう。
10周年ロゴを作成すると決めたら、まずどういう目的で作るかという事をはっきりさせる事が重要です。ただめでたいから作るというだけだと大雑把すぎて、方向もさだまらずどういうデザインにして良いかも分かりませんし、ただ記念に作ったというだけで終わってしまいます。
それではあまりに寂しすぎるので、具体的に会社のイメージアップの為とか、販売促進の為とか、企業名をより多くの人に認知してもらう為、会社のコンセプトを再確認する為、社員の気持ちを団結させる為等明確にしましょう。
目的を決める事で、記念ロゴを作成した後どういう行動を取れば良いのか、企画を立ち上げる時も動きやすくなります。
10周年記念ロゴを作る目的を決めたら、キャッチコピーやスローガンを考えましょう。キャッチコピーやスローガンを決める事で、より記念ロゴのメッセージ性を高める事が出来ます。今まで会社がどのような道を歩んできたのかや、これからの目標にお客様への感謝、会社のスローガン等を短く作成すると良いです。
注意点としては沢山の情報を詰め込み過ぎてしまい、読みづらくならないようにするという事です。せっかく作ったのにゴチャゴチャしていてよく分からないというのでは意味がありません。色々詰め込みたいのは分かりますが、出来るだけシンプルで簡潔にするという事を心掛けましょう。
どうしても情報を沢山入れたい場合は、記念ロゴを2種類作るという方法も有効です。1つはシンプルなもの、もう1つは情報を詰め込んだものと使い分けすれば問題ありません。
会社の10周年というのはお祝い事ですし、記念ロゴ作成は会社を盛り上げる為のプロジェクトでもあるので、思い切って社内公募してみるというのも悪くないです。
せっかく記念ロゴを作るのに社員が無関心だったり、作っている事自体知らないというのでは、せっかくの記念も台無しになってしまいます。そこでデザインやキャッチコピー等を社内公募して決めれば、より社内は盛り上がりますし結束感も強くなります。
そして集まったデザインやキャッチコピーは会社の上層部だけで決めるのではなく、社員全員に投票してもらい決めるという風にすればより一体感は増すのでおすすめです。
10周年ロゴ作成を、自分達だけで行うというのも悪くありませんが、やはり記念に残る物なのでプロに任せるというのも1つの手です。社内公募をして決めても良いですが、やはりデザインやキャッチコピーの素人という事で、素人感丸出しのものが出来てしまう恐れがあります。
そこで思い切ってプロのデザイナーにロゴの作成を依頼すれば、時間もとられませんし、何より考えてもいなかったようなデザインにしてくれる可能性もあります。有名なデザイナーだと、話題性も高くなりますしニュースで取り上げてもらえるかもしれません。
それにより沢山の人に会社10周年を知ってもらえます。しかしプロに依頼するとデザイン料として結構な額がかかってしまうので、二の足を踏んでしまうという会社も少なくありません。そこで半分プロに任せるという方法があります。
それは自分達で大体のデザインを決めて、仕上げをプロに任せるという方法です。この方法なら自分達が作ったデザインをなくさずに、きれいに仕上げてくれるので安心です。それにプロのデザイナーに丸投げするより費用も安く済ませる事が出来るので、自分達の良さを活かしながらプロの腕を借りたいという場合はおすすめです。
会社の10周年ロゴ作成のメリットは、外へのプロモーションになるという所です。記念ロゴも作らず、ただ10周年を迎えました、ありがとうございますとホームページに載せるだけでは、外からは大した反応も返ってきません。
そこで普段とは違う記念のロゴを作り、積極的に外へ発信すれば、自然と会社や商品、サービスへの関心は高まりますし、購買を促す事にもつながります。そして10周年ロゴを付けた限定の商品を出したり、サービスを行えばそれ目当に購入してくれる人も増えます。
上手くいけばSNSで拡散され、バズるという事も期待出来るので、記念ロゴは作らないよりは作った方が絶対に良いです。
会社が10周年を迎える事が出来たという事は、それだけの期間消費者や顧客に愛されてきたという事でもあります。そこで10周年の記念ロゴを作成する事で、自分達の功績を称えるだけでなく、消費者や顧客に感謝の気持ちを伝える事が出来るというのも大きなメリットです。
そして「これから先もよろしくお願いします」というあいさつにもなるので、作った方が良いです。
10周年ロゴの作成は、外へのアピールだけでなく、内部に与える影響も大きいです。記念ロゴを作る事で、会社に一体感は生まれますし、社員の愛社精神も高まります。またこの会社に入って良かったと、社員の仕事へのモチベーションも高くなる等プラスの効果は大きいです。
さらに社内でデザイナーロゴを作成すれば、より団結力は強くなるので、社員の結束を強めたいのならプロのデザイナーに任せず、社内で作成した方が良いです。
10周年ロゴを作成し、それを用いた限定グッズを作る事が出来るというのもメリットです。消費者の中には記念品や限定品が好きな人も多いので、普段は商品を買わない層も、記念ロゴがついているのならという事で購入してくれる確率が高くなります。
その結果売り上げアップにも貢献しますし、認知度アップにもつながるので一石二鳥です。
会社の10周年は大きな節目です。そこで記念のロゴ作成をする事で、社内は盛り上がりますし社員のモチベーションも高くなります。また外へのアピールにもつながり売り上げアップも期待出来ますし、今までのご愛顧に感謝を伝える事も出来ます。
このように記念ロゴ作成はメリットが色々あるので、会社が節目を迎える記念年には思い切ってロゴ作成をしてみると良いです。